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家族の目的

夫婦の意見の対立の解消法は、相手を思いやる心です

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夫婦は意見の対立を解消する方法を、学ばなければなりません

どんなに愛し合って結婚し、仲の良い夫婦であっても必ず意見の相違で言い争いになる事はあるものです。これは本当に気分が低迷します。

幸せな気分から一変に不幸な気分になります。これを避けるにはどうしたらよいでしょう。

ある夫婦の例を取り上げて話してみます(名前は全て仮名です)

 

美土里と良一は、週末に二人で仲良くテレビで教会の総大会の番組を見ていて、良い雰囲気に満ちていました。しかしそれから24時間経たないうちに 良一が会社から支給されたボーナスの使い道について、貯蓄するか、子供達の学校に着て行く洋服を買うかで、激しい言い争いになりました。

口論は決着がつかず、良一と美土里はそれぞれの腹の虫が収まらないまま、他の事にとりかかっていた。

こういう経験は本当にどなたにもあると思います。そしてお互いに「相手が折れて謝るべきだと思うのですね、この考えが最も駄目です。この考えがお互いの気持ちにある限り 永続する幸福な結婚生活を、送る事はできません。

 

世の中には、善と悪があります。何でも「善」は神様から来るものであり、「悪」は悪魔(サタン)から来ます。そしてサタンは常に平和な所に争いを起こそうとしています。幸せのある所に不幸を招き入れようとしています。それにハマってしまったら、どんどん不幸が広がって行きますから、決してその罠にはまらない様にしなければなりません。

意見が対立する原因

愛は、まさしく家族生活の中心にあるべきものですが、そうなっていない事があるのは{言い争い、喧嘩、いらだち、涙}が原因です。それには、「大人げない態度、自己中心的な言動、力関係で優位に立とうとする欲望」等が意見の対立の裏に更に原因となっています。

幸福な結婚の最大の要因は、伴侶の安らぎと、幸せを配慮することです。

「口論、別離、離婚、幻滅」を引き起こす原因は、ほとんどが、「自己中心的な言動」です。

論争のために悪感情や、不快感を覚えたら「なぜ論争になるのか」と自問してみることです。

大切な事は、自分の行動は自分で選び取るものだ、ということです。問題の根源には「高慢」があります。

意見が対立する原因は、言動や大人げない態度に加えて「生来からの男女の違い」「疲労によるイライラ」「子育てや資産管理方の意見の違い」等ですね。

夫婦の家庭内に起こる意見の対立は、怒りを抑えきれない為に起こります。そして一つ腹立だしい事が起こると、過去の色んな腹立だしい思いを考え起こし、自分が悪くない事ばかり考えてきます。(あなたも経験があると思います。)

そして「正しかったのは絶対私の方だ」と女性は特に思います。だから夫が謝るべきだ、と考えます。でも夫は殆ど謝らないのです。そこで妻は益々怒りの感情が、誤った対処法に行ってしまいがちです。

そんな時、まずこう考えなければなりません「私の方が正しい様だけど私は言い過ぎたわ」「私にとって口論の内容よりも夫との関係の方が大切だわ」と、そして意見の食い違いが出始めた時点で、自分に「ストップ」をかけて、二人でやり直します。

「二人で悪い方向に進んでいるから始めからやり直そう」と言って気持ちを落ち着かせてから、自分の考えを其々紙に書き出します。書くと自分を見つめ直す事ができます。

結婚生活を強める為には、意見の対立を解消する為の3つの段階がある

さて、結婚生活を強める為には意見の対立を解消する為の、3つの段階があります。

1、考えを述べる。――相手を責めるのではなく考えを述べます。思いやりを考えると、意見の相違が単なる誤解だった事がわかり問題が解決する事があります。

2、お互いに相手の関心事をさがす。――お互いの関心事を理解し受け入れる事に焦点を当てる。双方が相手に配慮しながら気持ちを表現すれば、反対意見はなくなり協力したい気持ちになる。

3、互いに満足する解決法を選ぶ。――夫婦は意見を出し合い、その上で互いに満足のいく解決法を決める。問題に対して夫婦がそれぞれ相手に、して欲しい事ではなく自分に出来る事に焦点を当てる。

そうして愛に満ちた雰囲気の中で、意見の対立を解消する事によってすばらしい祝福がもたらされる。それは、「安心感・心の平安・個人の成長・人格の向上・個人の義に叶った生活」等です。

まとめ

言葉には驚くべき力があります。人を高める事も破壊させる事も出来ます。否定的な言葉には落ち込み、愛ある言葉に心が浮き立ちます。

人について、または人に向かって善い事だけを言うように選ぶならば、周りの人は心が晴れ、力づけられます。

意見の対立を克服するには、意識的に努力をし、最後迄やり通す必要があります。

夫婦は神の定めた関係であり、運命で出会っている筈ですから一生大切にしなくてはなりません。

 

 







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ようこそ 私は管理人の齋藤正子です。

新潟県出身  高校卒業まで新潟で過ごす。

「末日聖徒イエス・キリスト教会」会員。

教育者の家庭に生まれ育ち、7歳で母親を亡くし、後信仰深い祖母に育てられたが、10歳の時父が再婚し、その義母に姉妹差別で育てられた事に悩んだ。 大学を卒業した後、様々な人々と関わり 「人生とは何か」に、疑問を持っていたある日「末日聖徒イエス・キリスト教会」の宣教師に出会い、「救いの計画」について聞く事ができた。

そして人生の目的や人々との関わり等について、また人と神の関係について学んだ。

私と同じ疑問を持っている方、又人々との関係を良いものにしたいと思う時に、参考になればと思い聖典等を参考にして書いています