人生が存在するのはなぜか
私達は、何処から来て何の為に生きているのか、という疑問を持つ事はあると思います。
その質問に対して、一言で言えば「人生が存在するのは、喜びを得る為である」と聖典には書いてあります。
普通 人は「人生の目的」というと、各々自分の成りたい「夢」や「目標」や「希望」を考えるかもしれません。それは人生の目的ではなく、自分自身の目的です。
所で人生とはこの世の時間だけではありません。正確に言うと、この世に生れて来る前の世界「前世」があって、そして この世の次の「来世」があります。
この様に人生には、前世――現世――来世 の三幕から成っています。
現世での生き方
でも私達は、前世も来世も知りません。前世については、この世に生れて来る時にその記憶を消されましたので覚えておりません。来世はまだ行っていないので知りません。
そしてその三世界で「現世」が一番短いのです。平均80~100年位でしょう。そして「来世」は永遠です。その永遠の来世を幸せに過ごす為に、現世で私達はしなければならない目的があるのです。
だからこの現世での生き方が非常に大切なのです。この現世での生き方、歩み方、行いによって、次に行く来世が各々多少違ってくるようです。
だから現世での生活や、行いがとても重要になります。つまりこの世の人生は、次の来世に行く為の準備期間なのです。ところで、来世はこの現世より遥かに良い所の様です。
(よく聞く話しで、一度心臓が止まって数時間して、再び蘇った人の実際の話しを聞いたり読んだりした事があると思います。その人達の話は ほぼ同じ事を言っておりますね。素晴らしい所だったと)
この世での人生の目的
さて、では「この世での人生の目的は何か」というと、「世の為 人の為」に役に立つ事や良い事をすることです。そうする事によって人生の喜びや、幸せを得る事が出来ます。
その為に自分に与えられた「才能」を磨いて、世の為 人の為に使うことです。これが、この現世での目的です。
ただこれは個人に任せられております。つまり自由です強制はされておりません。
常に選びは自由なのです。神様は全ての人に必ず一つの「才能」を与えておられます。
だから、その才能を磨いて伸ばし、世の為人の為に使うのか、それとも自分の私腹を肥やす為だけに使うのか、又は悪事に使うのか、はたまた
才能を磨く事も伸ばす事もせずに、「ボケ―」と気ままに暮らすのか、それは自由です。
全ては選択の自由ですが、その選びによって来世が違ってきます。
まとめ
まとめると、「人生の目的」とは
人は現世で終りではないから、現世から来世にかけて、幸せや喜びを得る為に、自分に与えられた才能を磨いて伸ばし、それによって「世の為 人の為」に役に立つ事です。