家族とは永久に子孫が続く
家族とは、夫婦、子供、時にはその他の親族を含めて一人の家長のもとに暮らす共同体です。又、一人の親と子供、また子供のいない夫婦もあるでしょう。
人類の始祖 アダムとエバは、全地の家族をもたらしました。その栄光は永久に子孫が続くことです。
家族は、愛したり、赦したり、時には喧嘩したりしながら成長し、幸せを感じる為にあります。
人生の終りを迎えたある父親は、この世の時間をどのように過ごしたか振り返りました。数多くの学術書の著者として名高い彼は、こう言いました。
「本を一冊書くのをやめて子供達と、もっと釣りに行けばよかった」と、これは何を後悔したのでしょう、「子供達と過ごす時間」です。
時間は瞬く間に過ぎてしまいます。取り戻したくても取り戻せません。その時間は、愛と教育を施す為の時間です。それをもっと持ちたかったと、持つべきだったと後悔したのです。
家族の愛と絆
人は結婚して子供が生まれると、その子供に対する愛情がうまれます。 この、親が子供に対する愛情は、自分の命さえ犠牲に出来るほどの深いものです。ちなみにこの愛は、神が人間にあたえる愛と同じです。
その愛情は、自分の子供を持ってみないと決して分る事はできません。だから子供を産む事が出来ずその愛を知らない人は、一つの不幸だと思います。すべての人にその「愛」を知ることは必要だと思います。
人は子供の時、家族の中でそういう掛け替えのない「愛」を受けて育ちます。親の子供に対する愛、そして子供が親に抱く愛、この「愛」を学ぶ所が家庭です。そしてその愛を教えてくれる人が家族です。
家族は子供に教育をしなければならない
また親として子供に教育をしなくてはなりません。人生の教育です。来世の為の教育です。その愛情と教育を学ぶ為に家庭があり、家族が必要です。
よく学校で、いじめ問題があります。いじめをする子、いじめられる子、それらは家庭の中の教育がないためです。(うちはちゃんと教育をしています)と反論される人もいるかも知れません。でも、本当に正しい教育をされていたら、いじめはない筈なのです。
「デビット・O・マッケイ」という人がこんな言葉を言っております。
『如何なる成功も、家庭の失敗を償う事は出来ない』
まとめ
親には、子供を「愛すること」と「教育をすること」の責任があります。そして一人の家長の下に暮らす共同体である家族は、皆互いに愛し合い、赦し合いながら成長し、子孫を増やしていくのです。それが家族の意味と目的です。