人生の目的を知り人間関係を学ぶ

人生の目的を知り、その目的に至るまでの生活や人々との関わり方について、学ぶ事が出来る。

人生の目的

純潔の人生の永遠にわたる重要性について

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デビット・A・ベトナー の話しから

純潔の律法に従うならば、現世では幸福が増し、永遠の世では進歩が可能になります。

神が立てられた幸福の計画

純潔の永遠にわたる重要性は、天の御父が御父の子供達のために立てられた「幸福の計画」という、広い視野に立って初めて理解することができます。

「すべての人は、神の形に創造されています。人は皆 天の両親から愛されて霊の息子、娘です。従って神の属性と神聖な行く末とを受け継いでいます。」

また、すべての人は地上に来る前に、死すべき肉体を持つ者として神の霊の子供として、神と共にすんでいました。

御父の計画により、神の霊の息子、娘たちは肉体を得て、地上での経験を積み、昇栄に向かって進歩することができます。

肉体の重要性

わたしたちは肉体があるおかげで、前世ではとうてい得られなかった 意義深く感動的な、様々な経験をすることが出来ます。

そこで他の人との関係、真理を認め、真理に従って行動する能力、イエス・キリストの福音の原則と儀式に従う力は、肉体を通してさらに強められます。

現世の学びの場において、永遠の生活に備えられるように、優しさ、愛、親切、幸福、悲しみ、失望、苦痛、さらには肉体的な制約という、苦難を経験します。

簡単に言えば、「肉において学ぶべき教訓があり、積むべき経験があるということです。」

生殖の力

地球が創造された後、アダムはエデンの園に置かれました。しかし重要なことは、神は「人が独りでいるのは良くない」と言われました。

幸福の計画を実行するには、男性と女性の霊と肉体、精神と情動の独特な結合が必要だったのです。(Ⅰコリント11:11) 男性と女性は互いに学び、強め、祝福し、補うのです。

この世に命をもたらす手段は、神によって定められたものです。

神が アダムとエバに授けられた最初の戒めは、彼らが夫婦として親になる能力を持つことに関連したものでした。

「生めよ、増えよ、地に満ちよ」という戒めは現在にも当てはまります。したがって男女の関係は、前世の霊が現世へ入るための、承認された手段です。

結婚前の禁欲、結婚後の貞節は、この神聖な手段を汚れから守るものです。生殖の力には、霊的な重要な意味があります。この力を誤って用いるならば、御父の計画と現世の生活の目的が損なわれます。

創造主である天の御父と御子(イエス・キリスト)は、御二方の創造の力の一部分を、わたしたち一人一人にゆだねられました。

命を生み出す力を正しく用いるための特定の指針は、御父の計画の中で、非常に重要な要素となっています。その神聖な力についてどう思うか、どう用いるかによって、現世における幸福と永遠の世における、行く末がほぼ決定されるのです。

性道徳の標準

末日聖徒イエス・キリスト教会には、性道徳という一つの不変な標準があります。

性的な関係は、神の計画の中で定められた 婚姻関係を結んだ男女間でのみ認められています。

その様な関係は、単に好奇心や、性欲を満たす為のものでもなく、自分中心の娯楽や遊びでもありません。それは、現世の生活において、人の神聖な特質や、可能性を表す最高の方法の一つであり、夫婦間の情緒的な、精神的きずなを強める一つの方法です。

人は道徳的な選択の自由を、祝福として頂いている者であり、性的な行動、あるいは現代的な考え方、もしくは世俗的な論理ではなく、神からの受け継ぎによって神の子供であると言えるのです。

生まれながらの人

わたしたち一人一人の中には、ある程度「生まれながらの人」が力を振るっています。

生まれながらの人は、悔い改めず、肉欲や官能におぼれ、気ままで度を越しやすく、高慢で利己的です。

生まれながらの人とは、動物的な情欲に負け、霊的な心を曇らせてしまう「この世的な人」です。

神の息子、娘として私達は、神から神聖な能力を受け継いでいますが、現在は堕落した世界に住んでいます。

肉体が創造された源である元素は、まさに生来堕落しており、罪や堕落、死の影響を常に受けています。

人は二つの部分から成っていて、永遠の部分である霊が堕落の影響を受ける肉体に宿っています。だからイエスが言われたように、「心は熟しているが肉体が弱い」のです。

現世は試しです。生まれながらの人の 性欲、欲望、性癖、衝動は、すべてイエス・キリストの贖いによって克服することが出来ます。

私達がこの地上に来たのは、神のような特質を伸ばし、肉体のあらゆる性欲を制するためです。

 

 







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ようこそ 私は管理人の齋藤正子です。

新潟県出身  高校卒業まで新潟で過ごす。

「末日聖徒イエス・キリスト教会」会員。

教育者の家庭に生まれ育ち、7歳で母親を亡くし、後信仰深い祖母に育てられたが、10歳の時父が再婚し、その義母に姉妹差別で育てられた事に悩んだ。 大学を卒業した後、様々な人々と関わり 「人生とは何か」に、疑問を持っていたある日「末日聖徒イエス・キリスト教会」の宣教師に出会い、「救いの計画」について聞く事ができた。

そして人生の目的や人々との関わり等について、また人と神の関係について学んだ。

私と同じ疑問を持っている方、又人々との関係を良いものにしたいと思う時に、参考になればと思い聖典等を参考にして書いています