人生の目的を知り人間関係を学ぶ

人生の目的を知り、その目的に至るまでの生活や人々との関わり方について、学ぶ事が出来る。

神様の存在

私達はどこから来たのか、又死んだらどこへ行くのかを正しく知る事は必要です

投稿日:2019年8月26日 更新日:

私達はどこからきたのでしょうか

私達の命は、誕生と共に始まったのではありませんし、死んだら終わるものでもありません。

人は肉体とから成っています(霊は魂ともよばれます。)

神は天の御父です。御父が私達の霊を造られました。そして地上に生まれる前に、私達の霊は天の御父と暮らしていました。

私達は天の御父をよく知っていて、御父を愛していました。天の御父も私達を良く知っていて、私達を愛しておられました。その地球に生まれる前の生活を前世とよびます。

私達は前世で、幸福を得るために必要な原則と戒めを学びました。そして知性をのばし、真理を愛する様になりました。また、神の「救いの計画」についても学びました。

イエス・キリストが救い主として選ばれたのも、この前世に於いてでした。そして、私達がたとえ間違った事をしても、イエス・キリストのお陰で、乗り越えられることを学びました。

救いの計画とは何でしょうか

神の計画では、私達が地球(現世)に来て、肉体を得ることと、正しい選択が出来るようになることが大切です。

地球に来ると天の御父と暮らしたときの記憶がなくなります。しかし、善意をわきまえる力を神から受けることができます。また天の御父の愛をはっきりと感じ、真理を理解することも出来ます。

経験を積み、試しを受けることにより、正しい選択をすることができるようになるのです。

イエス・キリストの助けを受けるなら、この世の人生が終わった後で、天の御父のもとに帰り御父と暮らすことが出来るのです。

この世と永遠の世で、尽きることのない平安と喜びを得るには、神の計画に従う以外に方法がないことを、私たちは前世で学びました。

天の御父は私達を愛していて、私達に選択の自由をくださいました。天の御父の計画と主イエス・キリストの教えに従うかどうかは、自分自身が決めるのです。

たとえ覚えていなくても、私たちは地球に来る前に、永遠の父なる神と御子イエス・キリストと暮らしていました。地球に来て、肉体を受け、神の計画に従って幸福になる特権を得た時、私達はとてもよろこびました。

サタンも神の霊の子供ですが、天の御父に逆らい、御父の計画を受け入れませんでした。サタンの望みは全ての人を思い通りに操ることでした。

悲しい事に天の御父の三分の一の子供達は、サタンに従いました。サタンに従った人達はサタンと共に、神の前から追い出され地球に誕生することができず、ずっと霊のままでいます。

彼らは自分が惨めなので、私達をも惨めにしたいのです。そこで不幸を招くことや、神の目に叶わないことをさせようと、神の全ての子供達を誘惑しています。

私達は前世でイエス・キリストを信じ、神の計画に従いました。自分でそう決めたからこそ、地球に生れてきたのです。同じ様にキリストを信じ神の計画に従うことで、この世で平安を得ることができます。そして死んだ後には天の御父のもとに戻って、一緒に暮らすことができるのです。

この人生(現世)の目的は何でしょうか、

天地創造と堕落

地球は天の御父の子供達が生活し、経験を積む場所として創造されました。神の子供達の中で、最初に地球に来たのは「アダムとエバ」です。二人はエデンの園で暮らしていて、そこでは神と会うことができました。

天の御父はアダムとエバに、選択の自由(自分で選ぶ特権)を与えられました。そして御父は二人に善悪を知る木の実を食べないように命じられました。

この戒めに従えば二人はエデンの園にずっと居られますが、そこでは経験や試しを通して成長することは出来ません。

サタンは禁じられた木の実を食べるように、アダムとエバを誘惑し、二人はその実を食べました。

この事は実は神の計画された通りでした。アダムとエバはこの選択により、物理的にも霊的にも神から離されました。死すべき者つまり、罪と死を免れない者になったのです。

神の助けがなければ神のもとに戻ることが出来ません。このアダムとエバが物理的にも霊的にも神から離れた事を、堕落といいます。

天の御父はアダムとエバに天使や聖霊を送り、救いの計画を教えさせられました。この計画の中心はイエス・キリストの贖いです。この贖いにより、堕落を乗り越えてこの世と永遠の世で、喜びを得ることができます。

地球(現世)での生活

堕落により、私達は物理的にも霊的にも神から離されています。そうなることは、神が御自分の子供達のために立てられた、計画にとって必要な事でした。

神から離れて地球に来たのは、肉体を得て、経験を積み、正しい選択ができる様になるためです。

人生には喜びと悲しみがあります。そうした経験を通じて人は善悪をわきまえ、正しい選択ができるようになります。

神は善を行い神に従うように促されます。一方サタンは、神を無視し罪を犯すように誘惑します。

神に従い神の戒めを守るなら、知恵を増し、人格を高め、試練の中でさえ喜びを見出し、人生の問題に平安な心で立ち向かうことが出来ます。

人はこの世で正しい選択も間違った選択もします。間違った選択をして罪を犯すと、神から離れてしまいます。聖文では神から離れた状態を、霊の死と呼んでいます。

罪を犯すと神から離れるだけでなく、罪悪感に駆られ、後ろめたさにさいなまれます。罪とその結果を自分一人で乗り越えることはできません。

イエス・キリストの贖い

天の御父は私達を愛しているので、私達の罪を支払う為に、御子イエス・キリストを送られました。

罪の代価を支払うことは、イエス・キリストの贖いに欠かせない要素です。

イエス・キリストは自ら進んで私達の罪や苦しみ、病気、悲しみを引き受けられました。イエス・キリストの恵みと憐れみにより、私達は試練の時に助けを受け、自分の罪が引き起こす罪悪感と後ろめたさから解放されるのです。

イエス・キリストは私達の罪の代価を支払いましたが、私達の選択の自由や責任は取り去られませんでした。

イエス・キリストは本人の意思に反して人を責めることはされません。

イエス・キリストの助けと力を受けるには、キリストを信じ、悔い改めて、バプテスマと聖霊を受け、残りの人生をキリストの教えに従って生きる決意をする必要があります。

贖いを信じるなら、神の愛を感じ、試しに耐えることが出来ます。喜びと平安と慰めを感じることができるのです。

イエス・未リストの贖いと天の御父の憐れみと愛によって、この世で不公平に見えることもすべて正されます。

贖いは、救いの計画の中心なのです。

死んだらどこえ行くのでしょうか

この地球だけに限って言えば、肉体の死は終りを意味します。

しかし、天の御父の計画では死は始まりであり、一歩前へ進むことです。

死ぬと霊は肉体を離れて霊界にいきます。霊界は学び備える場所です。霊界に行ってもこの世の記憶はそのまま残ります。

死後も人格は変わりませんし、悪人が急に善人になる事もありません。地球にいる間にイエス・キリストに従う事を選んだ人は、霊界に行っても心は安らかで、不安から解放されます。

イエス・キリストに従う事を選ばず悔い改めない人は、霊界に行っても幸福になれません。

この世でイエス・キリストについて学べなかった人も大勢います。たとえ学んでもキリストに従わない人もいます。天の御父はそのことを知っておられました。

神は御自分の子供達を深く愛しているので、霊界にいる人達が神の計画を学び、イエス・キリストを信じ悔い改められる方法を備えられました。

霊界でイエス・キリストを受け入れて従う人達も平安と安息を得ることができるのです。

復活と裁き

神は地球に来た人全員に復活という偉大な祝福を与えられました。

復活はイエス・キリストの贖いにより可能となりました。

十字架の上で亡くなったキリストは、霊として霊界へ行かれました。その三日後に、キリストの霊と肉体は再び結び合わされました。二度と死なない、栄光を受けた完全な体です。

この 体と霊の再結合を復活と呼びます。地球に生まれた人は全員復活します。

復活した後で、人は神の前に行き、自分の行いと心の望みによって裁かれます。







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新潟県出身  高校卒業まで新潟で過ごす。

「末日聖徒イエス・キリスト教会」会員。

教育者の家庭に生まれ育ち、7歳で母親を亡くし、後信仰深い祖母に育てられたが、10歳の時父が再婚し、その義母に姉妹差別で育てられた事に悩んだ。 大学を卒業した後、様々な人々と関わり 「人生とは何か」に、疑問を持っていたある日「末日聖徒イエス・キリスト教会」の宣教師に出会い、「救いの計画」について聞く事ができた。

そして人生の目的や人々との関わり等について、また人と神の関係について学んだ。

私と同じ疑問を持っている方、又人々との関係を良いものにしたいと思う時に、参考になればと思い聖典等を参考にして書いています