W・ダグラス・シャムウェーの話し参照
結婚と家族
最近では結婚を したがらない人や、子供を持とうとしない人が多くなり、家庭がないがしろにされている傾向にある社会の中で、わたし達には結婚生活を大切にし、子供を養い育て、家庭を堅固なものにする責任があります。そしてこれは私達の永遠の責任です。
私が結婚して間もなく、私達4人兄弟は、父のオフイスで家族会議の席についていました。
話合いが終り、帰ろうとすると父が立ち止り、私達の方を向いてこう言いました「お前たちは伴侶をあまり大切にしていない様だけど、妻にはもっと親切にし、敬意を払うべきだ」と言った。
父のこの言葉は、私達の心を貫きました。
こんにち、結婚生活や家族に対して、絶えまない攻撃が続くのを、私達は目の当たりにしています。
幸せな結婚生活や、家族は「サタン」が見下し、壊滅させようとする主要な攻撃目標となっているのです。
サタンは神に反抗していますから、人の幸せはすべて壊したいのです。だから、サタンにまどわされて結婚したがらない人や、子供を持とうとしない人が多く、家庭がないがしろにされています。
そんな今日の社会の中で、私達には結婚生活を大切にし、子供を養い育て、家庭を堅固なものにする責任があります。
そして結婚生活を大切にするためには、夫婦が互いに愛し合い、尊敬し合い、献身的な態度で助け合う必要があります。
「心をつくし、妻を愛し、妻と結び合わなければなりません。その他の者と結び合ってはならない」と言う、神聖な教えが私達には与えられております。
こんな言葉を思いだします。「他の人の幸せや安全が、自分の幸せや安全と同じ位大切に思えるようになったとき、愛が存在すると言えるのです。」
結婚についての考え方
結婚とは、男性と女性の間に結ばれる愛と拘束力のある、仲むつまじい関係のことを指します。また結婚とは、そのような関係でなければなりません。
家族は、神によって定められたものであり、結婚生活とは、永遠に続く約束と、祝福に満ちたものです。
この事を夫婦双方が理解していれば、別居や離婚を考える人は殆ど居なくなるでしょう。
両親には「神の薫陶によって、子供達を育てなさい」という神聖な義務が与えられています。
また、「神が アダムとエバに授けられた最初の戒めは、彼らが夫婦として親になる能力を持つことに関連したものでした。」
ですから私達には、伴侶を幸福にする責任だけてなく、子供を注意深く育てる責任もあるのです。というのは、「子供は神から賜った嗣業」だからです。
親の役割
親として私達は、子供を神から授かった賜物と考え、家庭が私達の息子娘を愛し、訓練し、養い育てる場になるよう努力する決心を固めなければなりません。
時に生活に疲れ、いらいらして子供に構っている時間などない、と感じる時もありますが、家庭でまっている息子や娘は、かけがえのない存在であることを、決して忘れてはなりません。
当面の務めや仕事上の約束、新しい車、などはどれも大切で有益な事柄ではありますが、子供達の貴さに比べれば、わずかな価値しか持たなくなります。
子供を持つことの喜びを、もっと自覚してほしいですね。子供を持ちたくても持てない人もいるのです。
「家族は神の子供達の永遠の行く末に対する、神の計画の中心を成すものです。」
若い人達は価値ある家族の目標を、達成しようと努める時彼らは家庭で、素晴らしい影響を与えることができます。
サタンは幸せな家族関係を壊すことが目的です
サタンは、幸福な結婚生活や、義にかなった家族を築く為になくてはならないものを、破壊しようとしています。
でも、伴侶を愛し、自分のことより伴侶のことを大切にして、また優しく癒し、模範という名の最高の教師を使って、子供を養い育てることが大切です。
この様にして結婚生活を大切に守りさえすれば、永遠の家族を築きあげようとする、努力に神は勝利を得させてくださいます。
家族のいない人は、本当に寂しいものです。そして不幸だと思います。