人生の目的を知り人間関係を学ぶ

人生の目的を知り、その目的に至るまでの生活や人々との関わり方について、学ぶ事が出来る。

神様の存在

パンデミックにどう対処したらよいか、祈る事です

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M・ラッセル・バラードのお話より

たえず目をさまして祈っていてください

今日、この呼びかけをより多くの人に向け、世界中のすべての国の人々に祈るよう、お勧めします。

「主の再臨」という言葉を知っていますか? 世界の終末の日にイエス・キリストが再びこの世に現れることです。

しかし、その前に「世界に起ころうとしている」ことは、戦争と戦争のうわさ、様々な地における飢饉や、疫病、地震などです。

聖典の中で、救い主(イエス)はこのように言われています。

「また、すべての物事が混乱する、恐れがすべての人に、及ぶからである。」

確かに私達は、物事が混乱する時代に生きています。

多くの人は将来を恐れ、大勢の人の心が 神と、御子イエス・キリストを信じる信仰から、離れてしまっています。

ニュースは暴力の話であふれ、不道徳な内容がオンラインで公開されています。墓地や、教会、イスラム教の礼拝堂、ユダヤ教の教会堂、寺院は破壊されています。

世界規模のパンデミックが地のほぼ隅まで及び、何千万もの人が感染し、百万人以上の人が亡くなりました。

学校の卒業式や、教会の礼拝行事、結婚式、伝道活動、そのほか多くの重要な出来事が妨げられています。さらに大勢の人が、孤独を経験し孤立しています。

経済的な大混乱は多くの人に、困難をおよぼし、とりわけ最も弱い子供たちがその影響を受けています。

また、平和的にデモをする権利も熱心に行使する人や、怒った暴徒による暴動を、見てきました。同時に世界中では、引き続き紛争が起こっています。

神様は、苦しみ、不安を抱え、恐れ、孤独を感じている一人一人を御存知です。 皆さんの不安と苦痛を、御存知すし、皆さんを深く愛しておられます。

そんな人々に代わって、信仰を持つ人々は、神に祈っています。

神に頼り真心からの祈りを通して心を神に向ける

今日、この呼びかけをより多くの人に向け、世界中のすべての国の人々に、祈るようお勧めします。

どのように、あるいは誰に向かって祈っているかにかかわらず、また信条にかかわらずどうぞ信仰を行使して、自分の国と国家の指導者のために、祈ってください。

私達は今日、歴史の大きな岐路に立っており、地上の国々には是が非でも神の霊感と導きが必要です。

政治や政策の話ではありません。「平和の君」であり、すべての癒しの源でもあられる、イエス・キリストを通して、一人一人の心にも、また国やその都市、町、村としても平安と癒しがもたらされる。と申し上げております。

この数か月間、現在の世界の情勢の助けになる最善の方法は、すべての人が、さらによく神に頼り、真心からの祈りを通して心を神に向けることだという印象を受けてきました。

自らへりくだり、天の霊感を求めて、目の前の事態に耐え、それを克服することは、最も安全で確実に前進する方法となるでしょう。

聖文では、イエスがささげられた祈りと、イエスがこの世での務めの中で教えられた、祈りに関する教えを取り上げています。たとえば主の祈りは

「天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。

御国がきますように、御心が天に行われるとおり、地にも行われますように。

わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。

わたしたちに負債のある者を赦しましたように、わたしたちの負債をもお赦しください。

わたしたちを試みに合わせないで、悪しき者からお救いください。

王国と力と栄光はとこしえにあなたのものです。アーメン」

焦点の明確なこの美しい祈りは、自分の悩みの答えを「天にいます天父」に直接懇願することが適切であることを明らかにしています。

ですから神の導きを求めて、常に祈ってください。

祈る言葉や、祈り方は自由です。墓前で先祖に祈るように、神社で神様に祈るように、家族のために祈ってください。国家の指導者のために祈ってください。世界中のすべての人々に現在影響を及ぼしている、社会的、環境的、政治的、生物学的疫病との戦いの前線に立つ勇気ある人々の為に祈ってください。

救い主は、祈りの対象に制限を設けないように教えておられます。

「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」

イエスはわたしたちの罪のためにお亡くなりになった、カルバリの十字架上で次のように祈り、御自分が教えられたことを実践されました。

「父よ、彼らをお許しください。彼らは何をしているのか、分からずにいるのです。」

敵とみなされる人々のために真心から祈ることは、神が私たちの心と人の心を変えることがおできになるという、確信をしめします。そのような祈りは自分自身の、生活や、家族、地域社会に、必要な変化を、それがどのようなものであれ、起こそうという決意を強めてくれます。

住んでいる場所や、話す言語、直面している困難にかかわらず、神はご自身の方法で、御自身のときに、私達の祈りを聞き、こたえてくださいます。

私達は神の子供なので、神に近づき助けと慰め、そして世界に良い変化をもたらすという、新たな望みを求めることができます。

祈りは行動と組み合わされます

正義と平安、貧しい人や病人のために祈るだけでは、十分でないことがよくあります。

私達はひざまづいて祈ったあとは、立ち上がって自分自身と、人を助けるために出来ることを行う必要があります。

聖典には、祈りと行動を組み合わせて、自分自身と人々の生活に違いをもたらした、信仰の持ち主の例であふれています。

祈りは私達を高め、人々や家族、教会、世界を一つにします。

祈りは科学者に影響を及ぼし、彼らがこのパンデミックに終止符を打つ、ワクチンや、薬品も発見できるようにします。

祈りは、愛する人を失った人に慰めも与えます。

祈りは自分自身を守るために、何をすべきか分かるように導いてくれます。

どうぞ祈りへの取り組みをしてください。

部屋の中で、日々の散歩で、家庭で、そして常に心の中で、どうぞ祈ってください。

世界の現在の混乱状態の中にあって、たくさんの問題や困難があることも考える時、途方にくれるかも知れません。しかし必要な祝福と導きを天の御父に祈り求めるならば、家族や隣人、地域社会、さらには自分の住む国さえも、祝福する方法を知ることが出来る事を心から証します。

 

祈りには、なんと大きな力があることでしょう、また神とその愛する御子を信じる信仰の祈りが、今日の世の中にどれほど必要とされていることでしょう。







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ようこそ 私は管理人の齋藤正子です。

新潟県出身  高校卒業まで新潟で過ごす。

「末日聖徒イエス・キリスト教会」会員。

教育者の家庭に生まれ育ち、7歳で母親を亡くし、後信仰深い祖母に育てられたが、10歳の時父が再婚し、その義母に姉妹差別で育てられた事に悩んだ。 大学を卒業した後、様々な人々と関わり 「人生とは何か」に、疑問を持っていたある日「末日聖徒イエス・キリスト教会」の宣教師に出会い、「救いの計画」について聞く事ができた。

そして人生の目的や人々との関わり等について、また人と神の関係について学んだ。

私と同じ疑問を持っている方、又人々との関係を良いものにしたいと思う時に、参考になればと思い聖典等を参考にして書いています